2つの蒸留器を備えた装置を用い、葡萄のAをぬるま湯に横たえ、徐々に沸騰させ、アルコールと芳香をデリケートに放つ。蒸留はまるで典礼かのごとくに先を見越し、蒸留液のテスタ(最初に出てくる液体部分)、つまり蒸気の液化が流れる螺旋管から出る最初の蒸留液は外し、クオーレ(中部)を採取、コーダ(後尾部)はカットする。
採取された液体は1年以上寝かし、この洗練期間にクリスタル状の透明な液体に含まれる複雑な成分は知覚できぬほど見事に融合する。
アルコール度76℃から理想の度数まで薄め、グラッパの安定化を図るため零度以下の温度に置かれ、フィルターにかけられる。 |